中国の航空機メーカーSAC:今後3~5年で軍用機生産能力を倍増2026-01-09 21:34

Geminiで作成
【概要】

 中国の航空機メーカーである瀋陽飛機工業集団(SAC)は、主力製品であるJ-35ステルス戦闘機の映像を公開し、今後3~5年で軍用機の生産能力を倍増させる方針を示した。J-35はすでに中国軍に正式配備されており、生産体制の拡大が進められている。
 
【詳細】 

 2026年1月初旬、SACはJ-35戦闘機が遼寧省にある同社の飛行場で今年初飛行を行った様子を映像で公開した。このJ-35は緑色の下地塗装が施されており、別途公開された写真では、同様の塗装状態のJ-35が2機、飛行場に駐機している様子が確認された。これらの機体は、実戦配備機に見られる戦術的な灰色塗装がなく、生産ラインから出た直後の機体であることを示唆している。

 この展示は、J-35が前年に中国軍へ正式に配備された後も、安定した生産が続いていることを示すものとされる。2025年12月26日付の遼寧日報によると、SACの新工場団地において、2025年6月末までに主要な組立工場が完成し、製品の組立が正式に開始された。同工場は2026年中に量産体制へ移行する見通しである。

 同報道では、新工場は今後3~5年で「インテリジェント製造とフルチェーン支援」を備えた生産拠点へと発展し、総生産能力を倍増させるとされている。この工場は、2023年8月にSACが発表した計画と一致しており、総額86億元(約12億米ドル)を投じ、4.2平方キロメートルの敷地に新たな生産拠点を建設する計画であった。

 さらに、この新工場は「瀋陽航空宇宙シティ」と呼ばれる大規模開発計画の一部であり、その総面積は79.2平方キロメートルと、香港島とほぼ同規模であると報じられている。

【要点】

 ・SACはJ-35ステルス戦闘機の映像を公開し、生産能力拡大を示した。

 ・J-35はすでに中国軍に正式配備されている。

 ・新工場では2026年中に量産が開始される見込みである。

 ・今後3~5年で生産能力を倍増させる計画である。

 ・新工場は大規模な航空宇宙開発計画の一部である。

【引用・参照・底本】

China’s J-35 jet maker flexes production muscle, pledging to double output in 5 years SCMP 2026.01.09
https://www.scmp.com/news/china/military/article/3339315/chinas-j-35-jet-maker-flexes-production-muscle-pledging-double-output-5-years?utm_medium=email&utm_source=cm&utm_campaign=enlz-china&utm_content=20260109&tpcc=enlz-china&UUID=5147fda4-c483-4061-b936-ccd0eb7929aa&next_article_id=3339339&article_id_list=3339315,3339339&tc=3

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