「上海国際青少年交流友好キャンプ」の第20回大会2026-07-30 16:37

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【概要】

 2026年7月12日から22日にかけて上海で開催された「上海国際青少年交流友好キャンプ」の第20回大会の様子を伝えるものである。同イベントは上海市人民対外友好協会と上海市青年連合会が共催し、17カ国から107人の中等教育段階の生徒・教員が参加した。参加した各国の青少年たちは、先端技術や伝統文化に触れ、中国の現状に対する認識を新たにするとともに、中国の生徒やホストファミリーとの交流を通じて国境を超えた友情を育んだ。本報道は「交わる運命、共に歩む道」と題する連載の第15回にあたり、過去20年間で70カ国・地域から延べ1918人が参加してきた同キャンプの目的と成果についても触れている。
  
【詳細】 

 開催背景と経緯

 同キャンプは毎年1回程度開催され、2026年で20回目を迎えた。主催者の一人である同協会のスタッフによると、開催当初は未知の国として中国に興味を持つ参加者が多かったが、近年はインターネット上で先進的な中国の姿を目にした者が、実際の状況を確かめるために訪れるケースが増えているという。それでもなお、実際に目にした中国の発展が事前の想像を上回ることが多いという。

 技術と現代化への印象

 ・オーストラリアのマティルダ・ホワイトウェイさん(16歳)は、ロボットや犬型ロボットが自ら動く様子に驚き、自国にはこうした技術があまり普及していないと語った。また、実証運用が進む無人タクシーにも強い関心を示した。

 ・アメリカのシャーロット・ハーヴェイさん(16歳)は、上海のショッピングモールが6階建てであることに衝撃を受け、都市の規模と発展のスピードに感銘を受けた。

 ・南アフリカのフィラ・レアベツェ・シバンデさん(16歳)は、自国が産業革命の過程にあるのに対し、上海はまるで「第10次産業革命の終盤」にあるかのようだと表現した。また、自律的に動き人間の動作を再現するロボットに感心し、小学校高学年の生徒が火星探査車の試作機を製作していることを知り、中国が人材育成に力を入れている点を高く評価した。

 伝統文化との出会い

 ・蘇州シルク博物館では、絹の生産工程を学び、絹糸を使った扇子作りを体験し、マティルダさんは「唯一無二のお土産ができた」と語った。

 ・シャーロットさんは、中国伝統医学の吸角療法を体験し、アメリカでは一般的でないこと、また西洋医学とは異なるアプローチがあることに興味を持った。

 ・その他、漢服の試着や書道の体験なども行われ、伝統文化と現代の発展が共存する中国の姿を体感する機会となった。

 友情の芽吹き

 ・モンテネグロのミラ・レコヴィッチさんは、わずか10日間でこれほど深い友情が築けるとは想像していなかったと述べ、関係が長く続くことを願った。

 ・マティルダさんは、同室の中国人生徒と初日から夜遅くまで語り合い、すぐに親しくなった。また、ホストファミリーに母親へのお土産として茶を買いたいと話したところ、帰宅時に自宅の茶を持たせてくれたことに感動した。

 ・主催者は、同キャンプの目的を「友情の種を蒔くこと」とし、過去には参加したフランスの少女が中国語を専攻し、中国で学ぶ道を選んだ事例を紹介した。必ずしも交流の担い手になることを期待するのではなく、青春時代に純粋な友情を体験し、中国に対する温かい気持ちを持って帰ってほしいとの考えを示した。

 ・マティルダさんは、来年の再訪と卒業後の中国各地の旅行を計画し、キャンプでできた友人たちと引き続き交流し、いつか再会したいと語った。

【要点】

 ・2026年7月、上海国際青少年交流友好キャンプが第20回を迎え、17カ国から107人の青少年が参加した。

 ・参加者はロボット技術や都市の発展規模に驚き、中国の現代化レベルが事前の予想を上回ったと感じている。

 ・絹織物や中国伝統医学などの体験を通じ、伝統文化の奥深さにも触れた。
中国人生徒やホストファミリーとの交流により、国境や言語の壁を超えた深い友情が築かれた。

 ・主催者は20年間で70カ国・地域から1918人が参加してきた実績を持ち、「友情の種を蒔く」ことを目的としている。

 ・多くの参加者が中国に対する好印象を抱き、今後の交流や再訪を望む姿勢を示している。

【引用・参照・底本】

Tech, culture and unexpected friendships: what international teens found in Shanghai GT 2026.07.29
https://www.globaltimes.cn/page/202607/1367116.shtml

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