米国側に対し、両国間の合意を実行し、中国ジャーナリストの正当な権利と利益を保障するよう求めた ― 2026-06-03 23:09
【概要】
2026 年 6 月 3 日の定例記者会見において、中国外務省の毛寧報道官は、米国が中米間のメディア関連の問題を引き起こした側であると主張した。米国務省が言論の自由へのコミットを掲げ、中国側の米国メディアへの不平等な扱いを問題視したことに応じ、毛報道官は、中国側は両国の合意を履行してきた一方、米国に駐在する中国のジャーナリストは業務や滞在に関する多くの制限を受けていると指摘。米国が標榜する言論の自由と現状の矛盾を問い、両国間の合意を実際の行動で履行し、中国のジャーナリストの正当な権利と利益を保障するよう米国側に求めた。
【詳細】
2026 年 6 月 3 日の中国外務省定例記者会見にて、米国務省報道官が「現米国政権は言論の自由に強くコミットしており、中国が米国メディアに対して不平等な扱いを続けていることを受け入れない。中国は長期にわたり、米国のジャーナリストを含む各国のジャーナリストに対して様々な制限を課してきた」と発言した件について、記者から中国側の見解が問われた。
これに対し毛報道官は、中米間のメディア関係をめぐる紛争を引き起こしたのは米国側であると明言。両国間で 3 項目の合意が達成されて以降、中国側は合意事項を完全に履行し、米国のジャーナリストの入国や取材活動を支援するため、ビザの円滑な発給をはじめ関連する支援措置を実施してきたと説明した。
一方で米国の状況については、現地に駐在する中国のジャーナリストが通常の取材活動を行う権利に対し、厳しい制限が加えられていると指摘。具体的には、ホワイトハウスでの対面取材の機会がほとんど得られない、ビザや滞在許可の申請が正当な理由なく頻繁に遅延される、複数の特派員が帰国を余儀なくされている、米国への短期取材渡航の申請の多くが却下されている、といった事例を挙げ、「これが相互主義に基づく扱いと言えるのか」と米国側の主張に疑問を呈した。
さらに、米国が言論の自由を掲げる一方で、米国で活動する中国メディアは「外国代理人」や「外国公的機関」といった政治的なレッテルを貼られ、スティグマ化されている状況を指摘。「これが米国が擁護すると主張する言論の自由なのか」と問いかけた上で、米国側は両国間の合意を実際の行動で履行し、中国のジャーナリストが米国で正常に業務を行い、生活するための正当な権利と利益を保障すべきであると強く求めた。
【要点】
・米国務省は、言論の自由へのコミットを示すとともに、中国の米国メディアへの不平等な扱いや、ジャーナリストへの制限を問題視する立場を示した。
・中国外務省の毛報道官は、メディア関連の問題を引き起こしたのは米国側であると主張。中国側は両国の合意を履行し、米国ジャーナリストの取材活動を支援してきたと説明した。
・米国に駐在する中国ジャーナリストは、取材機会の制限、ビザ手続きの遅延、帰国の強制、取材渡航の不許可など、正当な活動や滞在に関する権利を制限されている状況にある。
・米国で活動する中国メディアは政治的なレッテルを貼られてスティグマ化されており、米国の言論の自由に関する主張と現状には矛盾があるとされる。
・毛報道官は、米国側に対し、両国間の合意を実行し、中国ジャーナリストの正当な権利と利益を保障するよう求めた。
【引用・参照・底本】
Chinese FM spokesperson says US initiated media-related issues between the two countries, calls on US to safeguard legitimate rights of Chinese journalists GT 2026.06.03
https://www.globaltimes.cn/page/202606/1362666.shtml
2026 年 6 月 3 日の定例記者会見において、中国外務省の毛寧報道官は、米国が中米間のメディア関連の問題を引き起こした側であると主張した。米国務省が言論の自由へのコミットを掲げ、中国側の米国メディアへの不平等な扱いを問題視したことに応じ、毛報道官は、中国側は両国の合意を履行してきた一方、米国に駐在する中国のジャーナリストは業務や滞在に関する多くの制限を受けていると指摘。米国が標榜する言論の自由と現状の矛盾を問い、両国間の合意を実際の行動で履行し、中国のジャーナリストの正当な権利と利益を保障するよう米国側に求めた。
【詳細】
2026 年 6 月 3 日の中国外務省定例記者会見にて、米国務省報道官が「現米国政権は言論の自由に強くコミットしており、中国が米国メディアに対して不平等な扱いを続けていることを受け入れない。中国は長期にわたり、米国のジャーナリストを含む各国のジャーナリストに対して様々な制限を課してきた」と発言した件について、記者から中国側の見解が問われた。
これに対し毛報道官は、中米間のメディア関係をめぐる紛争を引き起こしたのは米国側であると明言。両国間で 3 項目の合意が達成されて以降、中国側は合意事項を完全に履行し、米国のジャーナリストの入国や取材活動を支援するため、ビザの円滑な発給をはじめ関連する支援措置を実施してきたと説明した。
一方で米国の状況については、現地に駐在する中国のジャーナリストが通常の取材活動を行う権利に対し、厳しい制限が加えられていると指摘。具体的には、ホワイトハウスでの対面取材の機会がほとんど得られない、ビザや滞在許可の申請が正当な理由なく頻繁に遅延される、複数の特派員が帰国を余儀なくされている、米国への短期取材渡航の申請の多くが却下されている、といった事例を挙げ、「これが相互主義に基づく扱いと言えるのか」と米国側の主張に疑問を呈した。
さらに、米国が言論の自由を掲げる一方で、米国で活動する中国メディアは「外国代理人」や「外国公的機関」といった政治的なレッテルを貼られ、スティグマ化されている状況を指摘。「これが米国が擁護すると主張する言論の自由なのか」と問いかけた上で、米国側は両国間の合意を実際の行動で履行し、中国のジャーナリストが米国で正常に業務を行い、生活するための正当な権利と利益を保障すべきであると強く求めた。
【要点】
・米国務省は、言論の自由へのコミットを示すとともに、中国の米国メディアへの不平等な扱いや、ジャーナリストへの制限を問題視する立場を示した。
・中国外務省の毛報道官は、メディア関連の問題を引き起こしたのは米国側であると主張。中国側は両国の合意を履行し、米国ジャーナリストの取材活動を支援してきたと説明した。
・米国に駐在する中国ジャーナリストは、取材機会の制限、ビザ手続きの遅延、帰国の強制、取材渡航の不許可など、正当な活動や滞在に関する権利を制限されている状況にある。
・米国で活動する中国メディアは政治的なレッテルを貼られてスティグマ化されており、米国の言論の自由に関する主張と現状には矛盾があるとされる。
・毛報道官は、米国側に対し、両国間の合意を実行し、中国ジャーナリストの正当な権利と利益を保障するよう求めた。
【引用・参照・底本】
Chinese FM spokesperson says US initiated media-related issues between the two countries, calls on US to safeguard legitimate rights of Chinese journalists GT 2026.06.03
https://www.globaltimes.cn/page/202606/1362666.shtml

