中米両国の薬物取締機関が協力し、薬物密売・密輸事件を摘発2026-05-14 13:16

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【概要】

 2026 年 5 月 11 日の新華社報道によると、中国公安部は、中米両国の薬物取締機関が協力し、薬物密売・密輸事件を摘発したことを発表した。4 月初旬に両国で同時に行われた協同作戦で、中国人 2 人、米国人 3 人の容疑者が逮捕され、薬物の押収や両国にまたがる密売ルートの解体に成功した。この事件は両国の薬物対策協力の成果の一つであり、過去には薬物関係容疑者の身柄引き渡しや、定期的な情報交換会の開催など、継続的な協力関係が構築されている。
  
【詳細】 

 中国公安部の発表によれば、4 月初旬、同省薬物取締局と米国麻薬取締局(DEA)が連携し、両国で同時に摘発作戦を実施した。その結果、中国人 2 人、米国人 3 人の容疑者を逮捕し、中国の遼寧省・広東省、米国のフロリダ州・ネバダ州などで家宅捜索を行い、プロトニタゼンやブロマゾラムといった薬物を押収するとともに、両国にまたがる薬物密売・密輸ルートを解体することに成功した。

 この事件以外にも、両国の薬物対策法執行協力は継続的に進められている。2026 年 4 月 3 日の新華社報道では、薬物密売・密輸容疑の中国人容疑者(韓某)が米国から中国へ身柄引き渡されたことが伝えられた。これは近年、米国が中国に対して行った初めての薬物関係容疑者の身柄引き渡し事例である。中国外務省の毛寧報道官は同日の記者会見で、両国が平等・尊重・互恵の精神のもと、薬物対策法執行分野で連絡・協力を維持し、顕著な成果を上げていると述べた。

 さらに 2026 年 2 月には、第 11 回中米薬物対策情報交換会が米国で開催され、両国の複数省庁からなる代表団が出席した。会議では、両国の薬物情勢、違法なオンラインコンテンツの削除、共同事件捜査、化学物質の規制・管理、薬物事件における資金洗浄対策などについて、詳細な意見交換が行われた。この情報交換会は 2002 年に開始され、両国の薬物取締当局が交代で開催する枠組みであり、二国間の薬物対策法執行協力の主要な制度的基盤となっている。
 
【要点】

 ・中米両国の薬物取締機関が協力し、薬物密売・密輸事件を摘発。4 月初旬の同時作戦で計 5 人(中国人 2 人、米国人 3 人)を逮捕、関連薬物を押収し、密売ルートを解体した。

 ・2026 年 4 月には、薬物関係容疑者 1 人が米国から中国へ身柄引き渡され、近年では初の事例となった。

 ・2026 年 2 月には第 11 回薬物対策情報交換会を開催。薬物情勢や共同捜査、化学物質規制など多岐にわたる事項で意見交換を行った。

 ・情報交換会は 2002 年に開始され、両国が交代で開催する協力の基盤的な枠組みとなっている。

 ・両国は「平等・尊重・互恵」を原則に薬物対策で協力し、成果を重ねているとされる。

【引用・参照・底本】

China, US team up to bust drug trafficking case GT 2026.05.12
https://www.globaltimes.cn/page/202605/1360735.shtml

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