アフガニスタン戦争時の非米国部隊の貢献軽視:「完全に受け入れ入れられない」2026-01-25 17:49

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【概要】

 オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相は、アフガニスタン紛争における非米国部隊の貢献を軽視したドナルド・トランプ米大統領の発言に対し、「完全に受け入れ入れられない」と批判した。トランプ氏は当初、NATO諸国の軍は最前線を避けていたと主張したが、同盟諸国からの猛烈な反発を受け、英国軍を称賛するなど発言を修正し始めている。また、アルバニージー首相は次期駐米大使としてグレッグ・モリアーティ氏を指名したことも併せて発表した。

【詳細】 

 トランプ大統領の発言と反発 トランプ氏はFOXニュースのインタビューで、アフガニスタンにおいてNATO諸国は「いくらかの軍」を送ったものの、「最前線からは少し離れた場所に留まっていた」と述べた。これに対しアルバニージー首相は、アフガニスタンで犠牲となった47人のオーストラリア兵の遺族がこの発言によって「傷ついている」と指摘し、発言は「全くもって不適切」であると非難した。

 オーストラリアの貢献 アルバニージー首相は、延べ4万人以上のオーストラリア人がアフガニスタンに従軍したことに触れ、彼らは民主主義と自由、そして国益を守るために間違いなく最前線にいたと主張し、敬意を払われるべきであると強調した。

 トランプ氏による軌道修正 英国のキア・スターマー首相がトランプ氏の発言を「恐ろしい(appalling)」と非難した翌日、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、英国軍を「偉大で非常に勇敢な兵士」と称賛し、アフガニスタンでの犠牲者数に触れながら強い絆を強調した。アルバニージー首相はこの変節を認めつつも、当初の発言の不適切さを改めて指摘した。

 駐米大使の交代 アルバニージー首相は、次期駐米大使にグレッグ・モリアーティ氏を推薦した。現職のケビン・ラッド大使は、過去にトランプ氏を批判していた経緯から、トランプ氏本人より「(私も)あなたのことは嫌いだ」と公言されるなど、関係に影を落としていた。ラッド氏は3月31日に退任し、後任のモリアーティ氏の選定にあたってはトランプ政権側との協議も行われた。

【要点】

 ・アルバニージー首相は、アフガニスタンでの多国籍軍の活動を軽視したトランプ氏の発言を「完全に受け入れられない」と非難した。

 ・オーストラリアは47人の犠牲者と4万人の従軍者を出しており、最前線で貢献した自国兵への敬意を求めた。

 ・トランプ氏は批判を受け、英国軍を「偉大な戦士」と称えるなど、一部の発言を事実上修正した。

 ・トランプ氏と確執のあったケビン・ラッド大使に代わり、グレッグ・モリアーティ氏が次期駐米大使に指名された。

【引用・参照・底本】

Australian PM says Trump's comments on NATO troops 'completely unacceptable' FRANCE24 2026.01.25
https://www.france24.com/en/americas/20260125-australian-pm-says-trump-s-comments-nato-troops-completely-unacceptable?utm_medium=email&utm_campaign=newsletter&utm_source=f24-nl-quot-en&utm_email_send_date=%2020260125&utm_email_recipient=263407&utm_email_link=contenus&_ope=eyJndWlkIjoiYWU3N2I1MjkzZWQ3MzhmMjFlZjM2YzdkNjFmNTNiNWEifQ%3D%3D

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