外国人入境者数は同 12.5% 増、査証免除措置の利用者も同 14.7% 増と大幅に拡大2026-05-07 21:57

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【概要】

 2026 年のメーデー連休期間中、中国における出入境者数は計 1127 万 9 千人に達し、前年比 3.5% 増加した。特に外国人旅行者の入境者数は前年比 12.5% の大幅な伸びを記録し、査証免除措置の拡大や出入国手続きの円滑化が寄与したとされる。国内外の旅行市場が活況を呈し、消費活動の活発化や経済の回復力、対外開放の推進に伴う国際的な魅力の高まりが示された。
  
【詳細】 

 出入境者数の動向

 5 日間の総出入境者数は 1127 万 9 千人、1 日平均は 225 万 6 千人であり、最も混雑した 5 月 2 日には 252 万 9 千人に達した。外国人旅行者の入境者数は 125 万 5 千人で前年比 12.5% 増、うち査証免除制度を利用した入国者は 43 万 6 千人(同 14.7% 増)であった。船舶・鉄道・車両による出入境は 53 万 1 千件で、前年比 16.6% 増加した。

 入境旅行の特徴

 入境客の主な出身国・地域はカナダ、米国、インドであり、トルコ(同 367% 増)、カザフスタン、バングラデシュ(いずれも同 170% 増)などからの旅行者が急増した。人気の訪問先は上海、北京、広州のほか、内モンゴル自治区フフホト(同 735% 増)、湖南省張家界(同 80.3% 増)など中西部・新興観光地の伸びが顕著であった。

 消費面では、南京路、新天地、田子坊といった上海の商業地区やファッションブランド店、文化的要素を含む商品を扱う店舗が人気を集め、2026 年上海国際花博会や新規オープンの店舗も集客に寄与した。

 出境旅行の動向

 東南アジアなど従来の近距離路線は航空供給力の調整などから伸びが緩やかになった一方、質の高い長距離旅行へのニーズが高まった。南アフリカ(同 180% 増)、ベルギー(同 160% 増)、ケニア(同 111% 増)、ブラジル(同 95% 増)などへの航空券予約が大幅に増加し、英国、デンマーク、イタリア、スペインなどヨーロッパ方面の予約数も倍増した。

 国内消費と経済への影響

 連休中の国内の地域間移動者数は延べ 15 億人を超え、ホテルの団体販売売上高は前年比 86% 増、映画興行収入は 7 億 5 千万元を突破した。中国外務省報道官は、これらのデータが経済成長の強じんさと市場の潜在力を示すものであり、今後も対外開放を進め、世界経済に活力を与えていく方針を表明した。
 
【要点】

 ・2026 年メーデー連休の出入境者数は 1127 万 9 千人、前年比 3.5% 増。

 ・外国人入境者数は同 12.5% 増、査証免除措置の利用者も同 14.7% 増と大幅に拡大。

 ・上海・北京などの大都市に加え、中西部の観光地も人気が高まり、多様化が進む。

 ・出境旅行は近距離から長距離・高付加価値路線へと構造変化が見られる。

 ・国内消費も活発で、経済の回復力と国際的な魅力の向上が示された。

【引用・参照・底本】

May Day holiday sees 11.279m cross-border trips GT 2026.05.06
https://www.globaltimes.cn/page/202605/1360377.shtml

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