重量 96 グラム、膝部に装着するタイプのリハビリロボット2026-05-23 21:12

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【概要】

 中国の科学者らが、神経・筋変性により重度の筋萎縮を患う子供向けの装着型リハビリロボットを開発した。このロボットは的確な抵抗を付与することで神経と筋肉の活性化を促すもので、研究成果は 2026 年 5 月 20 日付で国際学術誌『Nature』に掲載された。臨床試験では、立位不能だった患者に筋肉の成長回復や自力での立位獲得といった効果が確認され、神経変性疾患患者への理学的リハビリの有効性が示された。
  
【詳細】 

 北京航空航天大学のFeng Yanggang准教授が率いる研究チームは、神経・筋変性に伴う運動機能喪失という世界的な医療的課題に対し、重量 96 グラムの装着型リハビリロボットを開発した。本機器は子供患者の膝部に装着する仕組みであり、動作を直接補助するのではなく、適応的で的確な抵抗を加えることで、休眠状態にある神経と筋肉の再活性化を図る設計となっている。

 Feng准教授によると、抵抗を精密に制御して筋肉の活性化を最大化することで、全身の筋肉の関与を引き出し、脊椎や神経の回復を支援する可能性があるとされる。

 臨床試験では、重度の症状により立位能力を喪失していた 6 人の子供患者が本機器を用いた訓練を受け、筋肉の成長を回復し、ゆっくりではあるが自力で立つことが可能になるまでに改善した。

 この結果から、脊髄性筋萎縮症をはじめとする神経変性疾患の患者に対しても、理学的リハビリテーションが有効であることが実証されたとまとめられている。なお、この開発の内容は 2026 年 5 月 21 日に中国中央テレビ(CCTV)が報じている。
 
【要点】

 ・開発主体:北京航空航天大学の研究チーム

 ・発表:研究成果は 2026 年 5 月 20 日付で『Nature』に掲載、同年 5 月 21 日に CCTV が報道

 ・製品の特徴:重量 96 グラム、膝部に装着するタイプのリハビリロボット

 ・作用原理:動作補助ではなく的確な抵抗を付与し、神経・筋肉の再活性化を促す

 ・臨床効果:立位不能だった 6 人の患者に筋肉の成長回復、自力立位の獲得が見られた

 ・意義:神経変性疾患患者に対する理学的リハビリの有効性が実証された

【引用・参照・底本】

Chinese scientists develop wearable robot to help children with severe muscular atrophy regain muscle growth GT 2026.05.21
https://www.globaltimes.cn/page/202605/1361622.shtml

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