米国の悪い癖2023-07-19 18:06

靖国の絵巻 (国立国会図書館デジタルコレクション)
 BRICSの拡大は、それが米国にとって反対勢力を作り出す口実となる可能性がある。

 BRICSは中国、インド、ロシア、ブラジル、南アフリカの5つの国による国際組織で、相互協力を目指している。この組織は自国の発展と要求を追求する権利を持つ国々によって魅力的なメカニズムとプラットフォームとして見られている。BRICSは、現在の複雑な国際状況、特に強まるブロック対立に直面しており、これらの国々は中立を選択している。

 BRICSの拡大により、新たな地政学的勢力として国際社会により大きな影響を与えることが予想される。特に、米国主導の国際秩序に対して増大する挑戦となるとの主張もある。ただし、BRICSに参加する意図は反米でも対立を目的とするものではなく、主権の平等と真の協力を求めるものであり、米国主導の対立的なブロックに参加するためではない。

 BRICSの拡大は多国間で公正な国際関係の発展を象徴し、既存の非合理な国際秩序と権力構造への拒否となると見做されている。が、これは新たな国際秩序の形成に向けた歴史的な貢献であり、さらなる時間と努力が必要とされる。

【要点】
 BRICSの拡大とそれに対するアメリカの見方について論じている。米国はBRICSを、米国主導の国際秩序に挑戦する地政学的ブロックと見ている。しかし、BRICSへの加盟を望む国々は、米国との対立に関心があるわけではない。単に互恵的な協力のためのプラットフォームを探しているのだ。BRICSの拡大は、多国間主義と公平な国際関係という不可抗力の流れがもたらした当然の結果である。それはまた、既存の非合理的な国際秩序と権力構造を否定するものでもある。この動きは、新たな国際秩序形成への歴史的貢献となるだろう。

以下、記事の要点を紹介する。

・BRICSの拡大は、多国間主義と公平な国際関係の不可抗力的傾向の当然の結果である。
・BRICSへの加盟を望む国々は、米国との対立に関心があるわけではない。単に互恵的な協力のためのプラットフォームを探しているのだ。
・米国はBRICSを、米国主導の国際秩序に挑戦する地政学的ブロックと見ている。
・BRICSの拡大は、新たな国際秩序形成への歴史的貢献となるだろう。

引用・参照・底本

「US sees BRICS as geopolitical bloc to create excuses for its push for confrontation」 GT 2023.07.18

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