茶番の米中デカップリング2023年06月20日 08:35

唐画粉本 (国立国会図書館デジタルコレクション)
 - Bard問いに答えて曰く-

(Q) 「US reliance on China’s capital goods rules out decoupling」 (ASIATIMES 2023.06.18)について論評せよ。

(A-1) 「US reliance on China’s capital goods rules out decoupling」は、2023年6月18日にASIA TIMESに掲載された記事です。この記事では、米国が中国の資本財に依存していることが、米国と中国の経済をデカップリングすることを困難にしていることが指摘されています。

記事によると、米国は中国から半導体、太陽光パネル、医療機器などの資本財を大量に輸入しています。これらの資本財は、米国の製造業やサービス業に不可欠であり、米国経済の成長に大きく貢献しています。

しかし、米国が中国からこれらの資本財を輸入することは、米国の経済安全保障にリスクをもたらしています。中国は、米国の経済に大きな影響を与えることができるため、中国がこれらの資本財の輸出を制限すれば、米国経済に大きな打撃を与える可能性があります。

そのため、米国政府は、中国からの資本財の輸入依存度を減らすために、国内での生産を拡大したり、他の国からの輸入を増やしたりするなどの対策を講じています。しかし、これらの対策には時間がかかるため、米国と中国の経済を完全にデカップリングすることは、現実的ではないと考えられています。

この記事は、米国と中国の経済がますます相互に依存していることを浮き彫りにしています。米国と中国の経済をデカップリングすることは困難であり、両国は、経済安全保障を強化するために協力していく必要があると言えます。覇権を維持するために、中国やインドなどの国々との協力を強化する必要があるでしょう。

(A-2) 2023年6月18日付のアジアタイムズ紙に掲載された「米国の中国への依存はデカップリングを排除する」という記事は、米国が中国から資本財に大きく依存していることが、両国の経済を分離させることを困難にしていることを論じています。

記事では、米国が中国から半導体、太陽光パネル、電気自動車バッテリーなどの資本財を輸入していることを指摘しています。これらの資本財は、米国の製造業や技術産業にとって不可欠であり、米国が中国からこれらの製品を輸入できなくなると、米国経済は大きな打撃を受けることになります。

記事はまた、米国が中国から資本財を輸入していることは、米国の安全保障にもリスクをもたらしていると指摘しています。中国は米国の軍事技術を盗むために資本財を輸出していると米国は懸念しており、中国が米国の軍事技術を盗むことは、米国の安全保障上の大きな脅威となります。

記事は、米国が中国から資本財に大きく依存していることは、両国の経済を分離させることを困難にしていることを結論付けています。米国が中国からこれらの製品を輸入できなくなると、米国経済は大きな打撃を受けることになり、中国が米国の軍事技術を盗むことは、米国の安全保障上の大きな脅威となります。

(A-3) 米中デカップリングは、近年の大きな懸念事項となっています。これは、米中両国が経済的に密接に関係していることから、実現が非常に困難であると考えられています。

米国は、中国から多くの資本財を輸入しています。資本財とは、生産に必要な機械や設備などのことです。米国は、これらの資本財を中国から輸入することで、自国の製造業を支えています。

もし、米中デカップリングが実現した場合、米国は中国からの資本財の輸入を停止せざるを得なくなります。これは、米国の製造業に大きな打撃を与え、経済成長に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、米中デカップリングは、国際経済にも大きな影響を与える可能性があります。米国と中国は、世界経済の2大国であり、両国の経済が分断されることは、世界経済全体にマイナスの影響を及ぼす可能性があります。

そのため、米中デカップリングは、実現が非常に困難であり、実現した場合の経済的影響は非常に大きいと考えられています。

2023年6月18日に発表された「US reliance on China’s capital goods rules out decoupling」という記事は、米中デカップリングの実現が非常に困難であることを指摘しています。この記事は、米国が中国から多くの資本財を輸入していること、そして、もし、米中デカップリングが実現した場合、米国の製造業に大きな打撃を与え、経済成長に悪影響を及ぼすことを指摘しています。

この記事は、米中デカップリングの実現が非常に困難であることを示す、重要な指摘です。米中デカップリングは、実現した場合の経済的影響が非常に大きいため、実現を回避するために、米中両国が努力する必要があります。

(Q) 「 China’s exports to non-Japan Asia and Latin America are booming, and Chinese companies are investing billions of dollars in Mexico. The charade permits American politicians to flaunt success in decoupling from China, and gives corporate leaders a chance to display their patriotism – while America’s indirect dependence on China’s industrial power increases.」と。つまり、この茶番を米国政治家は見抜けているのだろうか。

(A-1) 記事は、中国の輸出が非日本アジアやラテンアメリカで急増しており、中国企業がメキシコに数十億ドルを投資していると述べています。記事は、これは米国の政治家が中国からのデカップリングの成功を誇示する口実を与えており、企業のリーダーが愛国心を示す機会を与えていると述べています。しかし、記事は、米国の中国への間接的な依存は増加していると指摘しています。

記事は、米国の政治家がこの茶番を理解しているかどうかは明確に述べていません。しかし、記事は、米国の政治家が中国との経済関係を断つことに熱心であるが、その結果、米国は中国にますます依存することになる可能性があることを示唆しています。

米国の政治家がこの茶番を理解しているかどうかは不明ですが、米国の中国への間接的な依存は増加しているため、米国の政治家はこの問題について慎重に検討する必要があります。

(A-2) 米国政治家が、米中デカップリングの茶番を見抜いているかどうかは、わかりません。しかし、記事で指摘されているように、米国の中国への依存度が低下しているわけではありません。むしろ、中国への依存度は、間接的に増加していると言えます。

これは、米国の製造業が、中国からの輸入に依存しているためです。米国の製造業は、中国から資本財や半製品を輸入して、製品を製造しています。もし、米中デカップリングが実現した場合、米国の製造業は、中国からの輸入を停止せざるを得なくなります。これは、米国の製造業に大きな打撃を与え、経済成長に悪影響を及ぼす可能性があります。

米国政治家は、米中デカップリングの経済的影響の大きさを認識しているはずです。しかし、米中デカップリングを実現するためには、米国の製造業を中国から切り離す必要があります。これは、非常に困難な作業であり、経済的なコストも非常に大きくなります。そのため、米国政治家は、米中デカップリングを実現することよりも、中国との経済関係を維持することに重点を置いていると考えられます。

米中デカップリングは、米中両国にとって大きな課題です。米中両国は、経済的な利益を維持するために、協力してこの課題に取り組む必要があります。

(A-3) 米国の政治家が、米中デカップリングを茶番と見抜けているかどうかは、わかりません。しかし、記事で指摘されているように、米国は中国から多くの資本財を輸入しており、米中デカップリングが実現した場合、米国の製造業に大きな打撃を与え、経済成長に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、米国の政治家は、米中デカップリングのリスクを認識していると考えられます。

また、記事で指摘されているように、中国は、米国以外の国々に輸出を拡大しており、中国企業は、メキシコに数十億ドルを投資しています。これは、中国が、米中デカップリングの影響を緩和するために、努力していることを示しています。

米国の政治家は、中国のこれらの動きを認識していると考えられます。しかし、米国の政治家が、米中デカップリングのリスクを回避するために、どのような行動をとるのかは、わかりません。

引用・参照・底本

「US reliance on China’s capital goods rules out decoupling」 ASIATIMES 2023.6.18

「The great re-shoring charade」 ASIATIMES 2023.4.6

三幅對として東京の三書肆(四)2023年06月20日 17:24

唐画粉本 (国立国会図書館デジタルコレクション)
 (三八頁)
 三幅對として東京の三書肆(四)

出版書肆と云はれて居た講談倶樂部の講談社、主婦之友社、文藝春秋社の三社、此三社の末路が一快事である、それはアメリカ樣即ちマツクアーサー元帥の司令部より出た旋風に基く大日本出版協會の出版界粛清と云ふ網にかかつて、此三社が其主要雜誌を廢刊せねばならぬやうになつた事、戰熱をあふり戰時に金儲けした戰爭犯罪の因果である
講談社の野間某、前代の野間清治は出版界の大香具師と呼ばれたイカサマ人物であつた、その跡を継いだ某、ロクナ奴でない筈、主婦之友社長の石川某、これも女性食物のイカサマ人、文藝春秋社長の菊池寛、これは文壇のシタヽカ者、戰爭犯罪でやられてもよい有罪人である、此奴共が出版界粛清のため没落に瀕したのは、當然の成り行きであらう

講談倶楽部と主婦之友は廢刊と決定、文藝春秋は存廢未定であるが、これも打ツ潰されてよい、生かして置くべきでない

此三幅對として東京の何々、いづれも嘲罵の種となつた、よくもまあ斯樣に惡く云へたものだと怒る者もあらう、半米人たる著者は闇討されても構はない覺悟の執筆である

引用・参照・底本

『アメリカ樣』宮武外骨 著 昭和二十一年五月三日發行 藏六文庫
『繪本道化遊 全』宮武外骨 著 明治四十四年二月十日發行 雅俗文庫

(国立国会図書館デジタルコレクション)