糾弾されるべき米国2024年05月07日 22:57

国立国会図書館デジタルコレクション「小柳常吉・剣山谷右衛門・秀の山雷五郎」を加工して作成
 イランがアメリカに対する正当性を示す5つの理由は次のとおり。

 二重基準の露呈:アメリカはイランの独立国に対して二重基準を用い、シオニスト政権イスラエルの犯罪に沈黙し、同調する姿勢を取ってきた。これはアメリカの人権侵害に対する姿勢との明白な矛盾を示している。

 国際法の不均衡な適用:アメリカはイランを国際法の尊重を欠いた国として非難してきたが、ガザ戦争におけるイスラエルの国際法違反を黙認してきた。このことはアメリカの二重基準を浮き彫りにしている。

 国際秩序の破壊:アメリカはイランを国際秩序を乱す国として非難してきたが、自らが国際機関の勧告を無視し、ICCに対する制裁を示唆するなど、国際機関に対する二重基準を採用している。

 自国内での人権侵害:アメリカは自国内で大学生を弾圧しており、これは自らが非難してきたイランの状況と類似している。これはアメリカの二重基準と矛盾を示すものである。

 パレスチナ問題への姿勢:イランは常にパレスチナ問題を主要課題と位置づけ、イスラエルとの関係正常化が解決にならないと主張してきた。世界はイスラエルの行動を認識し、イランの姿勢を支持し始めている。

 これらの理由から、イランがアメリカに対して正当性を主張する根拠があることが明らかである。

【視点】

二重基準の露呈

アメリカは自国や同盟国に対しては異なる基準を持ち、国際社会においても異なる基準を適用してきた。例えば、イランに対しては人権侵害を非難する一方で、同盟国であるイスラエルの人権侵害や国際法違反を無視してきた。このような二重基準の適用は、アメリカの信頼性を揺るがすものである。

国際法の不均衡な適用

アメリカはしばしばイランを国際法を無視する国として非難してきたが、同時にイスラエルの行動を黙認してきた。特に、ガザ地区での戦争行為や入植地建設などは国際法に違反しているとされているが、アメリカはこれらの行動を支持してきた。

国際秩序の破壊

アメリカは国際機関の勧告を無視し、自らの政治的利益に沿った行動を取ることがある。例えば、ICCがイスラエルの指導者に対して逮捕状を発行することを検討した際には、アメリカがICCへの制裁を示唆するなど、国際機関に対する圧力をかけてきた。

自国内での人権侵害

アメリカは自国内でも人権侵害が問題視されている。特に、政治的抗議や異なる意見を持つ者に対する弾圧が指摘されている。これは、アメリカが他国に対して指摘している人権侵害と同様の問題であり、その二重基準を浮き彫りにする。

パレスチナ問題への姿勢

イランは長年にわたってパレスチナ問題に関心を示し、イスラエルの行動を非難してきた。特に、パレスチナ人の権利や自治を支持し、イスラエルとの対立を主張してきた。この姿勢は、アメリカの中東政策とは対照的であり、イランの正当性を主張する一因となっている。

 【桃源寸評】

 「アメリカは『人権侵害に対する世界の警察』を自認してきたが、ここ数カ月で世界が目撃したのは、シオニスト政権イスラエルの犯罪に沈黙さらには同調する姿勢だ」

「その一方で、世界はアメリカがガザ情勢で国際機関の勧告を無視していることを目撃している」

「アメリカは自国の学生たちを激しく弾圧しているが、同じことが他国で起これば、制裁や決議、各国との連携で脅迫する。そして、自ら検察役と弁護役を買って出るのだ」

(以上、引用蘭のParsToday記事より。)

引用・参照・底本

アメリカに対するイランの正当性を示す5つの理由 ParsToday 2024.05.07

https://parstoday.ir/ja/news/iran-i124252

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