中国:引き続き国際特許出願件数最多2024年03月09日 21:37

国立国会図書館デジタルコレクション「蛍狩当風俗」を加工して作成
 中国は国際特許出願件数で依然として最多の国である。世界知的所有権機関(WIPO)が発表したデータによれば、中国の国際特許出願が最多であり、その後に米国、日本、韓国、ドイツが続いている。また、中国の華為(ファーウェイ)が国際特許出願者として最多であり、それに韓国のサムスン、米国のクアルコムが続いている。

 コンピューター技術分野が国際特許出願の中で最も多く、その次にデジタル通信、電気機械、医療技術、製薬が続いている。これらの分野が国際特許出願の半分以上を占めている。

【視点】

中国、国際特許出願件数14年ぶり減少も依然首位

世界知的所有権機関(WIPO)は7日、2023年の世界知的財産権出願統計データを発表した。

金利上昇と経済の不確実性の影響を受け、WIPOの特許協力条約(PCT)に基づく国際特許出願総件数は前年比1.8%減の27万2600件となり、14年ぶりの減少となった。

国際商標の登録出願は7%減、国際意匠の登録出願は1%増と、特許出願以外も減少傾向が見られる。

中国は引き続き国際特許最大の出願国で、次に米国、日本、韓国、ドイツと続いた。

出願者ランキングでは、中国の華為(ファーウェイ)が最多で、次に韓国のサムスン、米国のクアルコムと続いた。

分野別では、コンピューター技術分野が10.2%と最も多く、次にデジタル通信(9.4%)、電気機械(7.9%)、医療技術(6.7%)、製薬(4.7%)と続いた。

これらの5分野の特許出願は、発表された出願総件数の5分の2を占めている。

・世界知的所有権機関(WIPO)は7日、2023年の国際特許出願統計を発表した。金利上昇と経済の不確実性により、WIPO特許協力条約(PCT)に基づく国際特許出願総件数は前年比1.8%減少し、14年ぶりに27万2600件となった。

・国際商標登録出願は7%減、国際意匠登録出願は1%増となった。

・中国は引き続き国際特許出願最多国であり、米国、日本、韓国、ドイツが続いた。出願者別では、中国の華為(ファーウェイ)が最多で、韓国のサムスン、米国のクアルコムが続いた。

・分野別では、コンピューター技術が10.2%と最も多く、デジタル通信(9.4%)、電気機械(7.9%)、医療技術(6.7%)、製薬(4.7%)と続いた。これらの5分野で全体の5分の2を占めた。

・注目点

国際特許出願総件数は14年ぶりに減少
中国は依然として国際特許出願最多国
コンピューター技術分野の出願が最も多い
華為(ファーウェイ)が最多出願者
国際特許出願総件数:27万2600件(前年比1.8%減)
中国の国際特許出願件数:首位

・出願者ランキング

1.華為(ファーウェイ)
2.サムスン
3.クアルコム

・分野別出願件数

1.コンピューター技術:10.2%
2.デジタル通信:9.4%
3.電気機械:7.9%
4.医療技術:6.7%
5.製薬:4.7%

引用・参照・底本

人民網日本語版

中国、引き続き国際特許出願件数最多の国 人民網日本語版 2024.03.08

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