シミナ大統領:「一帯一路」の枠組みで中国と協力2024年04月10日 19:31

国立国会図書館デジタルコレクション「山水画帖」を加工して作成
 習近平国家主席とミクロネシア連邦のシミナ大統領が会談した内容についてである。

 両国の関係:習主席は中国とミクロネシア連邦の国交樹立35周年を祝い、両国が互いに尊重し合い、対等に付き合い、友好的に協力してきたことを強調した。

 支援の表明:中国はミクロネシア連邦の主権と独立を支持し、自国の国情に合った発展の道を歩み、経済を振興し、民生を改善することを支援すると表明した。

 太平洋島嶼国との関係:中国は島嶼国の発展を支援し、第三国を標的にしておらず、島嶼国の自主性や発展を尊重すべきだと主張した。

 協力の展望:シミナ大統領は中国との協力を深め、特に農業、漁業、経済・貿易、投資、観光、デジタル経済などの分野で協力を強化し、気候変動対策にも取り組みたいと述べた。

 地域の平和と発展への貢献:両国の協力は太平洋島嶼国地域の平和と発展に寄与するという期待がある。

 この会談により、中国とミクロネシア連邦の関係が強化され、さらなる協力の展開が期待される。

【視点】

中国の習近平国家主席がミクロネシア連邦のシミナ大統領と会談したことを報じている。

習近平主席は会談で、中国とミクロネシア連邦の国交樹立35周年を迎える今年について言及した。両国は互恵・ウィンウィンを図り、友好的な協力関係を築いてきたと述べた。また、中国はミクロネシア連邦の主権と独立を支持し、両国関係を新たな段階に押し上げるために交流や対話を継続する意向を示した。

習主席はさらに、中国が島嶼国との関係を発展させる際には、第三国を標的にする意図はなく、また妨害されるべきでもないと述べた。中国は島嶼国の自主性や発展を尊重し、彼らの発展路線を支援する考えを表明した。

シミナ大統領は、「一帯一路」の枠組みで中国との協力を強化し、気候変動対策などの分野で共同作業を行いたいと述べた。さらに、ミクロネシア連邦は島嶼国と中国との協力を積極的に促進していくと表明した。

これらの発言は、中国とミクロネシア連邦の関係強化と、地域の平和と発展に向けた共同の努力を示している。

引用・参照・底本

習近平国家主席がミクロネシア連邦のシミナ大統領と会談 人民網日本語版 2024.04.10

http://j.people.com.cn/n3/2024/0410/c94474-20155260.html

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