米国議会、ICCに報復措置を検討2024年04月30日 17:21

国立国会図書館デジタルコレクション「御祭礼・獅子之・図」を加工して作成
 米国議会が国際刑事裁判所(ICC)がイスラエル高官に逮捕状を発行した場合に報復措置を検討していることを報じている。具体的には、法案が策定され、ICCの職員に対する制裁も含まれる可能性があるようだ。

 イスラエルのネタニヤフ首相は、バイデン大統領に対し、ICCの介入を阻止するよう要請している。ホワイトハウスはICCの捜査を支持せず、ICCの管轄を認めていない立場を表明している。

 また、国際刑事裁判所がロシアのプーチン大統領と児童オンブズマンに対しても「逮捕状」を出したことに触れている。ロシアの大統領府は、これを受け入れられないとし、同裁判所の管轄を認めず、その決定を無効と見なしている。

 【桃源寸評】

「国際刑事裁判所(その司法管轄をロシアは認めていない)の予審裁判部は2023年、プーチン大統領と児童オンブズマンのマリヤ・リヴォヴァヤ=ベラヴァヤ氏に対する「逮捕状」を出している。露大統領府のドミトリー・ペスコフ公式報道官はこれについて、国際刑事裁判所がロシア大統領に逮捕状を出した状況はロシアには受け入れ不可能であり、ロシアは同裁判所の司法管轄を認めず、そのいかなる決定も権利の視点から無効だと明言している。」

(以上、引用蘭のsputnik記事より。)

引用・参照・底本

米議会 ICCがイスラエル高官に逮捕状発行なら報復と威嚇 sputnik 2024.04.30

https://sputniknews.jp/20240430/icc-18304230.html

ネタニヤフ氏、バイデン氏にICCの逮捕状発行阻止を求める sputnik 2024.04.30

https://sputniknews.jp/20240430/icc-18302482.html?rcmd_alg=collaboration2

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