ザハロワ氏、米国政府の二重基準を指摘2024年04月30日 22:23

国立国会図書館デジタルコレクション「香遠闇の梅」を加工して作成
 ロシア外務省の報道官であるマリア・ザハロワ氏が、米国がICC(国際刑事裁判所)のイスラエルに関する捜査に反対する姿勢について非難したことを報じている。

 ザハロワ氏は、米国政府の二重基準を指摘し、ICCがロシアに対して逮捕状を出した際には米国政府が支持したにもかかわらず、今回はICCの捜査に反対するという矛盾を指摘している。

 また、ICCが以前にロシアの指導者に対しても逮捕状を出したことに触れ、ロシアはICCの司法管轄を認めず、その決定を無効としている。

 これは国際政治と法に関する複雑な問題であり、各国の立場や主張が交錯している。

【視点】

米国政府は、ICCがイスラエルの行動を捜査することに反対しており、その捜査は司法管轄を超えると主張している。

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、この米国の姿勢を非難し、「馬鹿げている」と述べている。

ザハロワ氏は、米国政府がICCの捜査に反対する一方で、かつてICCがロシアの指導者に対して逮捕状を出した際には支持したことを指摘している。

ロシアはICCの司法管轄を認めず、ICCがロシアの指導者に対して出した逮捕状を無効としている。

これらの立場や主張は、国際政治と法に関する複雑な問題を反映しており、異なる国家間での見解の相違が存在する。

 【桃源寸評】
 
 「いいですか、今、ICCの裁判官らは米国から制裁を発動されかかっている。でも、米政権はICCがロシアの指導者に逮捕状を出そうとしたとき、これを完全に支持しましたよね。ところが、米国の政治システムは、この機構(編集: ICC)が自身や自国の衛星国らに対して正当的な態度をとることは認めないのです」

(以上、引用蘭のsputnik記事より。)

引用・参照・底本

ザハロワ氏「馬鹿げてる」 米国は今度はICCのイスラエル捜査に反対 sputnik 日本 2024.04.30

https://sputniknews.jp/20240430/icc-18305941.html

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