マクロン大統領:台湾の偽情報対策の制度をフランスの手本に2025-11-24 19:47

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【概要】

 フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、台湾が「非民主的で、かつ好ましくない意図を持つ大国(中国)」からの大規模な情報戦の攻撃に直面しながら構築した偽情報対策の制度を、フランスが手本とすべきであると評価した。これに対し、中華民国(台湾)外交部は深く感謝の意を表明し、偽情報や情報操作への対策経験を各国と共有し、民主主義の強靭性(レジリエンス)を高めていきたいとの考えを示した。
 
【詳細】 

 マクロン大統領は11月19日、フランス北部アラスで開催された「ソーシャルメディアとアルゴリズムの影響下で民主主義が直面する重要な課題」と題する巡回討論会において、台湾の偽情報対策制度に言及した。同大統領は、台湾が非民主的な大国(中国)の隣に位置し、そこからの大規模な情報戦の攻撃を受けている状況下で、民主主義の政治体系を維持しつつ構築した対策制度は、フランスが手本とすべきものであると述べた。

 これを受けて、中華民国(台湾)外交部は22日に声明を発表し、マクロン大統領の台湾の偽情報対策制度への高い評価に感謝を伝えた。外交部は、偽情報や外部からの干渉は世界の民主主義国家が共通して直面する問題となっていると認識を示した。台湾は長年にわたり権威主義の勢力拡張や情報戦の脅威に直面するなかで、社会のレジリエンスや透明性の仕組みを徐々に構築してきたとし、その蓄積された経験の一部は国際社会の参考となり得ると強調した。

 さらに外交部は、フランスを含む近い理念を持つ国々との連携を一層強化し、情報操作に対する取り組みを共有することで、民主主義の強靭性を共に高めていきたいと表明した。そして、これらの国々と連携して偽情報に対抗し、自由と民主主義の価値やルールに基づく国際秩序を守っていくとしている。

【要点】
 
 ・マクロン仏大統領の評価: マクロン大統領は、中国からの大規模な情報戦に直面する台湾が構築した偽情報対策制度を、フランスが手本とすべき模範であると高く評価した。

・外交部の感謝: 中華民国(台湾)外交部は、マクロン大統領の発言に感謝を表明した。

 ・経験の共有と連携の強化: 外交部は、台湾が権威主義勢力の脅威下で構築した社会のレジリエンスと透明性の仕組みの経験を国際社会と共有し、フランスを含む理念を同じくする国々との連携を強化して民主主義の強靭性を共に高めていきたい意向を示した。

 ・目標: 偽情報に対抗し、自由と民主主義の価値およびルールに基づく国際秩序を守ることを目標としている。

【引用・参照・底本】

台湾の偽情報・情報操作対策に関するマクロン仏大統領の発言、外交部が感謝 TAIWAN TODAY 2025.11.24
https://jp.taiwantoday.tw/149/278104

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