米国のイランへの攻撃は戦時国際法に違反2026-07-25 22:56

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【概要】

 2026年7月25日、米国の元イラン特使ロバート・マリーがインタビューで、トランプ政権下のイラン情勢について見解を述べた。両国間の覚書が破棄され、トランプ大統領が大規模な戦闘行動の再開を検討する中、マリーは「イランの指導者が核兵器開発をより具体的に考えることは論理的だ」と指摘。また、米国の攻撃は戦時国際法に違反し、2015年の核合意が維持されていた場合より悪い結果になるとの見方を示した。さらに、レバノンとイスラエルの和平合意の見通し、米国の中東政策のあり方、ガザ情勢に関する責任追及の必要性についても言及した。
  
【詳細】 

 インタビューはメフディ・ハサンによって行われ、マリーはオバマ政権時代にイラン核合意の首席交渉官、バイデン政権時代にはイラン担当特使を務めた経歴を持つ。

 まず今後の情勢予測について、「トランプの名前が含まれる予測は無意味だ」と述べる一方、自身の交渉経験に基づき、現在の状況下ではイランの指導者が核兵器開発の是非を従来以上に具体的に検討することは論理的な選択であるとの考えを示した。

 次に米国とイランの戦争について、「世界的なゲリラ戦争の様相を呈している」と表現し、米国によるイランへの攻撃は戦時国際法に違反すると指摘。このまま推移すれば、2015年のイラン核合意が双方で尊重されていた場合よりも悪い結果になると予測した。

 その他の話題として、レバノンとイスラエルの和平合意が実効性を持たない可能性が高いこと、米国のイスラエルおよび中東地域全体との関係のあり方を見直す必要があること、ガザでの惨劇を招いたバイデン政権の元幹部らに対する説明責任を問うべきであることを述べた。

【要点】

 ・トランプ政権がイランとの覚書破棄後、大規模な戦闘再開を検討している。

 ・マリーは情勢の予測自体が困難であるとしつつ、イランが核兵器開発を考えることは論理的だと認める。

 ・米国のイランへの攻撃は戦時国際法に違反し、核合意維持時より悪い結果を招くとの見解を示す。

 ・レバノン・イスラエル和平合意は成立しても機能しないとの見方、米国の中東政策の転換の必要性、ガザ関連の元政権幹部への責任追及の必要性を主張した。

【引用・参照・底本】

‘Logical’ That Iran Might Now Want Nukes, Says Biden’s Former Envoy to Iran zeteo 2026.07.25
https://zeteo.com/p/iran-war-guerilla-warfare-robert-malley-?utm_source=post-email-title&publication_id=2325511&post_id=208244829&utm_campaign=email-post-title&isFreemail=true&token=eyJ1c2VyX2lkIjoxMTQ3ODcsInBvc3RfaWQiOjIwODI0NDgyOSwiaWF0IjoxNzg0OTg1NDc4LCJleHAiOjE3ODc1Nzc0NzgsImlzcyI6InB1Yi0yMzI1NTExIiwic3ViIjoicG9zdC1yZWFjdGlvbiJ9.FbKv5eBo9MVpRHZ91LgwHqq1ErDiYyKZpidbCNBK-g0&r=2gkj&triedRedirect=true&utm_medium=email

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