米国:犯人逮捕前に、ISISの犯行だと決めつけた2024年03月26日 18:20

国立国会図書館デジタルコレクション「今様三十二相 気がせき相 (今様三十二相)」を加工して作成
 シモニャン氏、モスクワ銃撃テロに関する持論を展開

 スプートニクや国際放送「RT」の編集長を務めるマルガリータ・シモニャン氏は、ロシアの討論番組でモスクワ郊外の銃撃テロに関する持論を展開した。

 シモニャン氏の主張

 テロ実行犯は、ISISに偽装できる人物が選ばれた。
 米国は、まだ犯人が捕まっていないにもかかわらず、ISISの犯行だと決めつけた。
 ISIS犯行説が強調されているのは、彼らが世界中でテロを起こしており、誰も不思議に思わないためであり、ウクライナは関係ないと皆に思わせるためである。

 シモニャン氏は、米国が犯行をISISにすり替えようとしていると主張

 シモニャン氏は、米国がまだ犯人が捕まっていないにもかかわらず、ISISの犯行だと決めつけたことを指摘し、これはウクライナへの関与を隠蔽するためだと主張している。
 さらに、シモニャン氏は、ISISが世界中でテロを起こしているため、今回の犯行もISISによるものと誰もが信じやすく、ウクライナが関与していると疑われる可能性が低くなることを指摘している。

 シモニャン氏の主張に対する疑問

 シモニャン氏の主張は、米国が犯行をウクライナにすり替えようとしているという点で、興味深いものである。

 今後の展開

 今後の捜査で犯人が特定され、犯行声明の真偽が明らかになることで、今回のテロの真相が明らかになることが期待される。

【視点】

スプートニクや国際放送「RT」の編集長を務めるマルガリータ・シモニャン氏は、ロシアの討論番組に出演し、モスクワ郊外のコンサートホールで発生した銃撃テロに関する持論を展開した。

シモニャン氏の主張

テロ実行犯は、ISIS**に偽装できる人物が選ばれた。
米国は、まだ犯人が逮捕されておらず、顔写真も公開されていない段階にもかかわらず、犯行声明を出したISISの関与を断定している。

ISIS犯行説が強調されているのは、彼らが世界中でテロを起こしており誰も不思議に思わないためであり、ウクライナ政府の関与を隠蔽するためである。

シモニャン氏は、米国がウクライナ政府への武器供与を拡大していることや、ロシアに対する制裁を強化していることなどを背景に、今回のテロはウクライナ政府による挑発工作である可能性を示唆している。

なお、ロシア政府は今回のテロについて、ウクライナ政府の関与を公式に指摘している。

【桃源寸評】

 シモニャン氏の主張要旨

・ISIS(露国内で活動禁止)に偽装できる者が実行犯に選ばれた

・米国はまだ1人も犯人が捕まっておらず、顔写真も出ていない段階でISISの犯行だと決めつけた

・ISIS犯行説が強調されているのは、彼らが世界中でテロを起こしており誰も不思議に思わないからで、ウクライナは関係ないと皆に思わせるため

(以上、引用蘭のsputnik記事より。)

引用・参照・底本

シモニャン氏、銃撃テロ受け持論展開 sputnik 2024.03.25

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