バイデン大統領:新しい核戦略を承認2024-08-21 18:05

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【桃源寸評】

 「米国に対する主要な脅威として中国を優先」などは、中国にしてみれば、<盗人の逆恨み>に遭う思いであろう。

 妄想が昂じて、其の病魔に冒された米国、最早、地球が育んだ生命を、否、地球自身も一顧の生命体である、其れを単なる米国の狂った頭で破壊されたのでは堪らない。

 米国は、他国が滅んでも自国は札束を口に銜えて生きる積りのようだ。

 国際社会は此の危険な国を制御すべく鳩首凝議しなければ、手遅れになる。
 米国は狂っている。米国ばかりか、米国から伝染した同病は相憐むので、西側世界は狂い始めてる。

 およそ150億年前に〝無〟から生じた宇宙、そして同様の時間の中で育まれた地球・人類などの生命体を核から護らなければならいない。

 殊に宇宙を見つめることの可能な人間が消滅したのでは、全宇宙も消失する。

 米国の為政者は真に此の球体に住む〝地球人〟なのだろうか。熟々思う。

【寸評 完】

【概要】

 バイデン大統領は2024年3月、ロシア、中国、北朝鮮との潜在的な核紛争の計画を含む新たな米国の核戦略を承認した。この更新は、およそ4年ごとに行われ、機密扱いで、核兵器と非核兵器の組み合わせによる同時または連続的な核危機に対応する米国の用意状況を評価することを目的としている。

 新戦略は、中国が2035年までに核備蓄を大幅に増やすかもしれないという懸念を反映して、初めて中国に顕著な重点を置いている。現在、中国の核弾頭は約500発と推定されているが、米国は5,748発、ロシアは5,580発である。配備された核弾頭を制限する新START条約は2026年に失効する予定だが、米国とロシアは現在の緊張にもかかわらず、その制限を遵守することを約束している。

 この戦略は、米国防総省の2022年国家防衛戦略と一致しており、米国に対する主要な脅威として中国を優先し、次いでロシアを優先している。

【詳細】

 バイデン大統領が2024年3月に承認した新しい米国の核戦略について、さらに詳細に説明する。

 1.承認と背景

 ・承認日: 2024年3月
 ・文書名: 「核兵器使用指針(Nuclear Employment Guidance)」
 ・機密性: 文書は高度に機密で、電子コピーは存在せず、少数のハードコピーのみが配布されている。主に国家安全保障の高官とペンタゴンの指揮官に配布されている。

 2.戦略の目的

 ・新しい焦点: 初めて中国の核拡張に特に焦点を当てる。これまでの戦略は主にロシアの核脅威に対処していたが、今後は中国の核能力の増加にも対応する必要があると判断。
 ・目的: 米国がロシア、中国、北朝鮮との協調した核対決に備えるための戦略を策定すること。

 3.中国の核拡張

 ・核弾頭の増加: 中国は現在約500発の核弾頭を保有しており、2030年までに1,000発、2035年までに1,500発に達する見込み。これにより、米国やロシアと同等の規模に達する可能性がある。
 ・核戦略の変更: 中国は「最小抑止力」戦略を廃止し、より大規模で多様な核戦力の構築を進めている。これにより、米国の核戦略も大幅に見直される必要がある。

 4.北朝鮮の核戦力

 ・核弾頭の増加: 北朝鮮の核弾頭は60発以上に達しており、さらなる増加が見込まれている。以前は数発程度であったが、現在はパキスタンやイスラエルの規模に近づきつつある。
 ・脅威の変化: 北朝鮮の核戦力の増強により、単なるミサイル防衛では抑止しきれない規模に達しており、ロシアや中国と協調する可能性が出てきている。

 5.ロシアとの関係

 ・協力と対抗: ロシアと中国は軍事演習を共同で行っており、ロシアが北朝鮮やイランのミサイルプログラムに支援している可能性もある。これにより、米国の核戦略が影響を受けている。
 ・新START条約: 米国とロシアの間の新START条約は、配備核弾頭の数を1,550発に制限しているが、条約は2026年に失効する予定で、両国の対応が不透明。

 6.戦略の変更と影響

 ・新しい戦略の内容: 新しい核戦略は、米国が同時または連続的に発生する核危機に対処するために、核兵器と非核兵器の組み合わせを使用する方法を検討。特にロシア、中国、北朝鮮の核脅威に同時に対処する必要があると強調している。
 ・国防戦略の変化: ペンタゴンの2022年国防戦略と一致し、中国を最大の脅威、ロシアを次点と位置付け。これまでのロシア重視から、中国の核能力拡張を考慮した戦略へのシフトが示されている。

 7.米中間の対話とリスク

 ・対話の中断: 米中間の核安全に関する対話は中断されており、台湾への武器販売が理由とされている。中国は核リスクの軽減に関する会話を意図的に避けているとの指摘がある。
 ・リスクの増大: 中国がアメリカとの核リスク軽減のための会話を続けないことにより、誤解や計算ミスのリスクが増大している。

 この新しい戦略は、米国が直面する核戦争のリスクを軽減し、同時に中国、ロシア、北朝鮮との複雑な脅威に対処するためのものであり、冷戦後の核戦略の大きな転換を示している。

【要点】

 ・承認日: 2024年3月にバイデン大統領が新しい核戦略を承認。
 ・戦略の焦点: 初めて中国の核拡張に焦点を当て、米国の抑止力を再編成。
 ・対象国: ロシア、中国、北朝鮮に対する同時または連続的な核危機への対応を想定。
 ・中国の核拡張: 2030年までに1,000発、2035年までに1,500発の核弾頭を保有する見込み。
 ・北朝鮮の核戦力: 核弾頭は60発以上に達し、パキスタンやイスラエル並みの規模に拡大。
 ・ロシアとの関係: ロシアと中国は軍事協力を強化し、北朝鮮やイランのミサイルプログラムに影響を与える可能性がある。
 ・新START条約: 米ロ間の核弾頭配備を制限する新START条約は2026年に失効予定。
 ・核戦略の内容: 核兵器と非核兵器を組み合わせ、同時多発する核危機に対応する方法を検討。
 ・米中対話の中断: 米中間の核リスク軽減に関する対話は台湾への武器販売を理由に中断されている。

【引用・参照・底本】

Biden Approved Secret Nuclear Strategy Refocusing on Chinese Threat The New York Times 2024.08.20
https://archive.vn/gK49G#selection-687.0-687.67

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