値上げは続くよ、何処までも2024年05月01日 14:48

国立国会図書館デジタルコレクション「新吉原江戸町二丁目佐野槌屋内・新吉原江戸町壱丁目大黒屋内・新吉原江戸町壱丁目和泉屋内・新吉原江戸町二丁目稲本屋内・新吉原江戸町二丁目久喜万字屋内」を加工して作成
 5月の食品価格上昇についての記事である。417品目もの食品が値上げされたという。特に酒類や飲料が多かったようだ。原材料の高騰が主な要因のようであるが、天候不順によるコーヒーやオリーブの不作も影響しているようだ。

 円安の影響も大きく、今後も食品価格が上昇する可能性がある。ただ、値上げ品目数は減少傾向にあり、前年同月よりも減っているというのは少し安心できる点である。

【視点】

帝国データバンクが主要食品メーカー195社を対象に行った調査によると、2024年5月の食品値上げ品目は417品目となり、前年同月の837品目から大幅に減少した。これは5ヶ月連続の減少となる。

値上げ品目数の減少にもかかわらず、生活に欠かせない食品の値上げが依然として続いている状況である。

品目別

酒類・飲料:253品目(全体の約6割)
コーヒー、ペットボトル飲料などが値上げ
加工食品:97品目
レトルト食品、幼児食、肉製品などが値上げ
原材料:66品目

オリーブオイルなど、世界的な天候不順による不作で値上げ。

値上げ率
原材料:50%を超えるケースも

背景

世界的な天候不順による農作物の不作
原材料価格の高騰
円安による輸入コスト増加

秋以降、さらに値上げ品目数が増加する可能性も
値上げラッシュは家計に大きな打撃を与える

・5月の食品値上げ、417品目で酒類・飲料が最多!原材料高騰が主な原因、秋以降は円安の影響も懸念。

・2024年5月、国内主要食品メーカー195社の値上げ品目数が417品目に達し、前年同月の837品目から半減と帝国データバンクの調査で明らかになった。5か月連続で減少傾向にあるものの、生活への影響は依然として大きなものである。

・値上げ品目では、酒類・飲料が253品目で最多を占め、コーヒーやペットボトル飲料などが対象となっている。これは、世界的な天候不順によるコーヒー豆やオリーブの不作などによる原材料高騰が主な原因である。

・原材料高騰の影響は加工食品にも及び、オリーブオイル製品を中心に50%を超える大幅な値上げも目立っている。

・さらに、秋以降は円安の影響も懸念されている。円安が長期化すれば、輸入原材料のコストが増加し、食品値上げの品目数や幅がさらに広がる可能性がある。

・値上げラッシュ終息の兆候は見えず、家計への負担は今後も続くと予想されている。

・帝国データバンクが主要食品メーカー195社を対象に行った調査によると、2024年5月の食品値上げ品目は417品目となり、前年同月の837品目から大幅に減少した。これは5ヶ月連続の減少となる。

・値上げ品目数の減少にもかかわらず、依然として家計への負担は重く、特に「酒類・飲料」の値上げが目立つ。5月の値上げ品目数のうち、6割以上にあたる253品目が酒類・飲料に該当する。

・世界的な天候不順によるコーヒー豆やオリーブの不作、そして円安による輸入原材料価格の高騰が、値上げの主な原因とされている。帝国データバンクの調査によると、2024年1月から10月までに値上げされた、もしくは値上げが予定されている約7400品目のうち、90%が原材料高騰の影響を受けている。

・さらに、今後円安が長期化すれば、輸入原材料価格が更 に上昇し、秋以降さらに食品値上げの波が押し寄せる可能性も指摘されている。

引用・参照・底本

5月の食品値上げは417品目、酒類・飲料が最多 sputnik 日本 2024.05.01

https://sputniknews.jp/20240501/5417-18308300.html

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