日中両国が協力できる分野は今後も山ほどある2024年03月27日 19:47

国立国会図書館デジタルコレクション「柳街梨園全盛花一対 小いそ・市川米升 (柳街梨園全盛花一対)」を加工して作成
 福田康夫元首相は、中国を訪問中にボアオ・アジアフォーラム2024年年次総会に関するインタビューで、その重要性や日中両国の協力についての見解を述べた。

 彼はまず、ボアオ・アジアフォーラム2024年年次総会の開催について、「世界各国の人々が集まり、オープンに意見交換ができることが大変に意義深い」と述べ、世界の問題について政策や運営について考える場としての重要性を強調した。

 また、中日の協力に関して、「互いに協力し合うことは今後も山ほどある」と述べ、この協力が両国だけでなく、他の国々にも利益をもたらすことを指摘した。そして、世界に対する責任として、中日が協力すればその成果が世界に波及するとの見解を示した。

 さらに、中国政府の新たな質の生産力の推進については、「世界は日々変わっている。新しい時代を先取りした技術を考えなければならない」と述べ、技術の進歩が平和と安定に貢献することが望ましいとの考えを示した。

 福田元首相は、「互いの心と心の触れ合いが両国国民の強い協力関係を作るもとだ」と述べ、中日両国の人や文化の交流の進展を期待するとともに、コロナ禍が終息した後に、中国から日本への人の交流や日本の若者が中国との交流を積極的に行うことを望んでいることを表明した。

【視点】

福田康夫元首相は、中国を訪問中のボアオ・アジアフォーラム2024年年次総会に関するインタビューで、中日両国の協力や交流についての考えを述べた。

福田元首相はまず、ボアオ・アジアフォーラムの開催について、「世界各国の人々が集まってさまざまな意見を交わし、オープンに話し合いができることは、大変に意義深い」と述べ、その重要性を強調した。

また、中日の協力に関して、「いろいろな場面で互いに協力し合うことは、これからも山のように生まれてくると思う」と述べ、「日中は得た利益を他の国にも分け与えることができる」「要するに世界に対する責任だ。人類運命共同体なのだから」と、中日が協力すればその成果は世界に及ぶとの考えを示した。

さらに、中国政府が打ち出した新たな質の生産力の推進について、「世界は日々変わっている。新しい時代を先取りした技術を考えなければならない。前進しなければならない。平和と安定に貢献できる技術の開発がどんどん進んでいくことが望ましい」と述べ、技術の進歩と平和への貢献を強調した。

福田元首相は、中日両国の人や文化の交流に期待を寄せ、「互いの心と心のその触れ合いは、両国国民の強い協力関係を作るもとだ」「中国から日本に大勢の人々が来てほしいし、日本の若い人にも積極的に(中国側に)付き合ってもらいたい」と述べ、人々の交流を推進する重要性を強調した。

引用・参照・底本

福田康夫元首相「日中両国が協力できる分野は今後も山ほどある」 CRI 2024.03.27

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