大倉喜八郎氏の一中節唸り振り2022年06月30日 10:46

大倉喜八郎氏
  『名流漫画』森田太三郎 著・画
 
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 大倉喜八郎氏の一中節唸り振り        2022.06.30

 ……戀と情の二つ櫛、色は勤の樂しみぞや、辛いせこしの辛棒は、緣の月日を待つがよい、末は人目の關越えて、妻や夫と呼ばれつ言ひつ……」と、入歯のせいか、近來大分地聲は漏れるが、御馳走に成るなら拝聽の価値は十分にある。

引用・参照・底本

『名流漫画』森田太三郎 著・画 明治四十五年七月二日發行 博文館

(国立国会図書館デジタルコレクション)