米国の支援なしでは「ファイブ・アイズ」は機能しない可能性 ― 2025年03月10日 15:21
【概要】
米国の支援なしでは「ファイブ・アイズ」は機能しない可能性があると、米陸軍退役軍人で情報専門家のアール・ラスムセン元中佐が指摘している。
英情報機関はトランプ氏の当選後、米国に提供する情報の「配分」を制限し始めたと報じられている。また、先月のホワイトハウスでのトランプ氏によるゼレンスキー氏への厳しい対応を受け、英・加・豪・NZの4カ国による「フォー・アイズ」への移行が議論されている。
英紙「メール・オン・サンデー」によると、電子通信の傍受に関する共同作業は「分離が困難」だが、現場の工作員による人的情報(HUMINT)については、特に「生の情報」が不適切な相手に渡ると情報源を危険にさらす可能性があるため、米国への提供が制限される可能性があるという。
また、外交筋によれば、米情報機関はトランプ氏の方針に対して「パニック状態」にあり、ロシア国内の情報提供者に関するファイルを積極的に破棄しているとのことだ。
米国なしの「ファイブ・アイズ」は成り立たない
ラスムセン元中佐は、米国の情報共有の割合が圧倒的に大きく、米国なしでは「ファイブ・アイズ」はほとんど機能しないと指摘している。米国が提供する主な情報は以下の通りである。
・信号情報(SIGINT):人工衛星を活用した情報収集(世界約8,000基の人工衛星のうち約5,000基が米国の所有)
・米国防情報局(DIA)による軍事情報の提供
・人的情報(HUMINT)の共有
・リアルタイムのオープンソース情報(OSINT)の収集と分析能力
・米連邦捜査局(FBI)とファイブ・アイズ加盟国の情報機関との連携による安全保障関連情報
代替の情報共有枠組みの可能性
「ファイブ・アイズ」が解体された場合、地域ごとの新たな情報共有枠組みが形成される可能性がある。ラスムセン元中佐は、以下のような組み合わせを想定している。
・オーストラリアとニュージーランドが日本・韓国と提携
・英国がフランス・ドイツとの情報協力を強化
また、「ファイブ・アイズ」の持つ世界的な情報収集能力、情報の融合、経験の蓄積、分析ツールの多くは、米国単独もしくは米国と他国の共同運用によるものであるため、これらを代替することは困難であるとラスムセン元中佐は述べている。
【詳細】
「ファイブ・アイズ」(Five Eyes)は、米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国による情報共有同盟であり、特に電子通信の傍受や分析を目的とした最も緊密なインテリジェンス・アライアンスの一つである。この枠組みは第二次世界大戦中の「UKUSA協定」に基づき、冷戦期を通じて強化され、現代の情報戦においても中心的な役割を果たしている。
しかし、米国のドナルド・トランプ前大統領の再選可能性や対ウクライナ政策の変化により、「ファイブ・アイズ」の結束に揺らぎが生じている。特に、トランプ氏がウクライナのゼレンスキー大統領をホワイトハウスで厳しく批判したことを受け、一部の加盟国(英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)が「フォー・アイズ」として米国を除外した情報共有体制を模索する動きが報じられている。
米国の役割と「ファイブ・アイズ」への依存
米陸軍退役軍人で情報専門家のアール・ラスムセン元中佐は、米国が「ファイブ・アイズ」の情報共有において圧倒的なシェアを持ち、米国が抜けた場合、残る4カ国のみでは同等の情報収集能力を維持することは不可能であると指摘している。
米国が提供する情報には以下の要素が含まれる。
1. 信号情報(SIGINT)
・米国は世界最大規模の信号情報(SIGINT)収集能力を持ち、特に人工衛星を活用した通信傍受やデータ分析の面で他国を圧倒している。
・世界の約8,000基の人工衛星のうち約5,000基が米国の運用であり、これらの衛星は軍事、通信、監視、ナビゲーションなど多岐にわたる任務を担っている。
・米国国家安全保障局(NSA)はECHELON(エシュロン)システムを通じて、全世界の通信を傍受・解析する能力を持ち、これは「ファイブ・アイズ」の中核的な機能を支えている。
2. 人的情報(HUMINT)
・米中央情報局(CIA)は、人的情報(HUMINT)の収集において圧倒的な能力を有しており、「ファイブ・アイズ」の他の加盟国は米国の情報源に大きく依存している。
・HUMINTは特にロシアや中国のような敵対的国家の情報を得る上で不可欠であり、英MI6や豪ASISも独自のネットワークを持つが、米国の支援なしにグローバルな情報網を維持することは困難である。
・最近の報道によると、米国の情報機関はトランプ氏の政策変更を警戒し、ロシア国内の資産(スパイ)のデータを削除し始めているとされる。
3. 米国防情報局(DIA)による軍事情報
・米国防情報局(DIA)は、米軍の情報部門として各国の軍事動向や戦略情報を収集しており、米国なしでは「ファイブ・アイズ」の軍事情報の質が大幅に低下する。
・例えば、ウクライナ戦争では、米国が提供する衛星画像、電子偵察、戦場データがNATOや「ファイブ・アイズ」にとって不可欠な要素となっている。
4. オープンソース情報(OSINT)
・米国は、SNS、ニュースメディア、公開された政府報告書、ダークウェブなどを解析するリアルタイムのオープンソース情報(OSINT)収集能力を持ち、これは「ファイブ・アイズ」の情報融合において重要な役割を果たしている。
・米国家地理空間情報局(NGA)なども、地理空間情報や人工知能(AI)を活用した分析を行っており、これも米国主導の能力である。
5. 国内安全保障情報(FBIとの連携)
・米国連邦捜査局(FBI)は、「ファイブ・アイズ」加盟国の国内情報機関(MI5、CSIS、ASIO、NZSIS)と連携し、テロ対策やサイバー犯罪などの情報を共有している。
・FBIは対中・対ロスパイ活動において中心的役割を果たしており、米国抜きでは「ファイブ・アイズ」の防諜能力が大幅に低下する可能性がある。
「フォー・アイズ」移行の可能性と代替案
・もし「ファイブ・アイズ」から米国が排除された場合、残る4カ国(英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)は、独自の情報ネットワークを構築する必要がある。ラスムセン元中佐は、以下のような新たな情報共有の可能性を指摘している。
(1) 英国の欧州統合路線
・英国がフランスやドイツと情報協力を強化し、欧州主導の情報共有体制を模索する可能性がある。
・しかし、フランスのDGSEやドイツのBNDは、これまで「ファイブ・アイズ」との関係が限定的であり、即座に代替となる可能性は低い。
(2)アジア太平洋地域での新たな連携
・オーストラリアとニュージーランドが、日本や韓国と新たな情報共有枠組みを構築する可能性がある。
・すでに日本は「ファイブ・アイズ+」の枠組みに一部関与しており、今後の拡大が予想される。
・韓国は北朝鮮の情報収集能力が高いため、特に北東アジアの安全保障情報の共有が期待される。
結論
「ファイブ・アイズ」は米国の情報提供に大きく依存しており、米国抜きではその能力を維持することは困難である。特にSIGINT、HUMINT、軍事情報、OSINT、防諜活動の分野で米国の役割は圧倒的であり、英国やオーストラリアなどの加盟国単独ではこれを補うことは難しい。
そのため、「フォー・アイズ」への移行が現実的に機能するかは疑問が残る。今後、英国やオーストラリアが欧州やアジア太平洋地域で新たな情報共有ネットワークを構築する動きが加速する可能性があるが、それが「ファイブ・アイズ」の代替となるには時間と技術的課題が伴うことは間違いない。
【要点】
「ファイブ・アイズ」概要
・加盟国:米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド
・目的:電子通信の傍受・分析を中心としたインテリジェンス共有
・起源:第二次世界大戦中の「UKUSA協定」
米国の情報提供の重要性
1. 信号情報(SIGINT)
・米国はECHELON(エシュロン)を通じて通信傍受を実施
・世界の約5,000基の人工衛星を運用し、監視能力が圧倒的
2. 人的情報(HUMINT)
・CIAがスパイ網を通じて敵対国(ロシア・中国)内部情報を収集
・「ファイブ・アイズ」諸国は米国のHUMINTに依存
3. 軍事情報(DIA)
・米国防情報局(DIA)が戦場データや衛星画像を提供
・ウクライナ戦争では米国の軍事情報が不可欠
4. オープンソース情報(OSINT)
・SNS、ニュース、ダークウェブのリアルタイム監視をAIで解析
・米国家地理空間情報局(NGA)が地理空間情報を分析
5. 国内安全保障情報(FBI)
・FBIがテロ対策やスパイ活動の情報を共有
・防諜活動において米国の役割が大きい
「フォー・アイズ」への移行の可能性
1. 英国の欧州統合路線
・フランスやドイツと情報協力を強化する可能性
・しかし、DGSE(フランス)やBND(ドイツ)の協力実績は限定的
2. アジア太平洋での新たな連携
・オーストラリア・ニュージーランドが日本・韓国と連携を模索
・日本は「ファイブ・アイズ+」に一部関与し、今後拡大の可能性
結論
・米国抜きの「フォー・アイズ」は機能不全に陥る可能性が高い
・SIGINT・HUMINT・軍事情報の質が大幅に低下
・英国やオーストラリアが独自の情報共有ネットワーク構築を検討する可能性
【引用・参照・底本】
Five Eyes Would Go Blind Without US Backing: US Army Vet and Intel Specialist sputnik international 2025.03.10
https://sputnikglobe.com/20250309/five-eyes-would-go-blind-without-us-backing-us-army-vet-and-intel-specialist-1121627822.html
米国の支援なしでは「ファイブ・アイズ」は機能しない可能性があると、米陸軍退役軍人で情報専門家のアール・ラスムセン元中佐が指摘している。
英情報機関はトランプ氏の当選後、米国に提供する情報の「配分」を制限し始めたと報じられている。また、先月のホワイトハウスでのトランプ氏によるゼレンスキー氏への厳しい対応を受け、英・加・豪・NZの4カ国による「フォー・アイズ」への移行が議論されている。
英紙「メール・オン・サンデー」によると、電子通信の傍受に関する共同作業は「分離が困難」だが、現場の工作員による人的情報(HUMINT)については、特に「生の情報」が不適切な相手に渡ると情報源を危険にさらす可能性があるため、米国への提供が制限される可能性があるという。
また、外交筋によれば、米情報機関はトランプ氏の方針に対して「パニック状態」にあり、ロシア国内の情報提供者に関するファイルを積極的に破棄しているとのことだ。
米国なしの「ファイブ・アイズ」は成り立たない
ラスムセン元中佐は、米国の情報共有の割合が圧倒的に大きく、米国なしでは「ファイブ・アイズ」はほとんど機能しないと指摘している。米国が提供する主な情報は以下の通りである。
・信号情報(SIGINT):人工衛星を活用した情報収集(世界約8,000基の人工衛星のうち約5,000基が米国の所有)
・米国防情報局(DIA)による軍事情報の提供
・人的情報(HUMINT)の共有
・リアルタイムのオープンソース情報(OSINT)の収集と分析能力
・米連邦捜査局(FBI)とファイブ・アイズ加盟国の情報機関との連携による安全保障関連情報
代替の情報共有枠組みの可能性
「ファイブ・アイズ」が解体された場合、地域ごとの新たな情報共有枠組みが形成される可能性がある。ラスムセン元中佐は、以下のような組み合わせを想定している。
・オーストラリアとニュージーランドが日本・韓国と提携
・英国がフランス・ドイツとの情報協力を強化
また、「ファイブ・アイズ」の持つ世界的な情報収集能力、情報の融合、経験の蓄積、分析ツールの多くは、米国単独もしくは米国と他国の共同運用によるものであるため、これらを代替することは困難であるとラスムセン元中佐は述べている。
【詳細】
「ファイブ・アイズ」(Five Eyes)は、米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの5カ国による情報共有同盟であり、特に電子通信の傍受や分析を目的とした最も緊密なインテリジェンス・アライアンスの一つである。この枠組みは第二次世界大戦中の「UKUSA協定」に基づき、冷戦期を通じて強化され、現代の情報戦においても中心的な役割を果たしている。
しかし、米国のドナルド・トランプ前大統領の再選可能性や対ウクライナ政策の変化により、「ファイブ・アイズ」の結束に揺らぎが生じている。特に、トランプ氏がウクライナのゼレンスキー大統領をホワイトハウスで厳しく批判したことを受け、一部の加盟国(英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)が「フォー・アイズ」として米国を除外した情報共有体制を模索する動きが報じられている。
米国の役割と「ファイブ・アイズ」への依存
米陸軍退役軍人で情報専門家のアール・ラスムセン元中佐は、米国が「ファイブ・アイズ」の情報共有において圧倒的なシェアを持ち、米国が抜けた場合、残る4カ国のみでは同等の情報収集能力を維持することは不可能であると指摘している。
米国が提供する情報には以下の要素が含まれる。
1. 信号情報(SIGINT)
・米国は世界最大規模の信号情報(SIGINT)収集能力を持ち、特に人工衛星を活用した通信傍受やデータ分析の面で他国を圧倒している。
・世界の約8,000基の人工衛星のうち約5,000基が米国の運用であり、これらの衛星は軍事、通信、監視、ナビゲーションなど多岐にわたる任務を担っている。
・米国国家安全保障局(NSA)はECHELON(エシュロン)システムを通じて、全世界の通信を傍受・解析する能力を持ち、これは「ファイブ・アイズ」の中核的な機能を支えている。
2. 人的情報(HUMINT)
・米中央情報局(CIA)は、人的情報(HUMINT)の収集において圧倒的な能力を有しており、「ファイブ・アイズ」の他の加盟国は米国の情報源に大きく依存している。
・HUMINTは特にロシアや中国のような敵対的国家の情報を得る上で不可欠であり、英MI6や豪ASISも独自のネットワークを持つが、米国の支援なしにグローバルな情報網を維持することは困難である。
・最近の報道によると、米国の情報機関はトランプ氏の政策変更を警戒し、ロシア国内の資産(スパイ)のデータを削除し始めているとされる。
3. 米国防情報局(DIA)による軍事情報
・米国防情報局(DIA)は、米軍の情報部門として各国の軍事動向や戦略情報を収集しており、米国なしでは「ファイブ・アイズ」の軍事情報の質が大幅に低下する。
・例えば、ウクライナ戦争では、米国が提供する衛星画像、電子偵察、戦場データがNATOや「ファイブ・アイズ」にとって不可欠な要素となっている。
4. オープンソース情報(OSINT)
・米国は、SNS、ニュースメディア、公開された政府報告書、ダークウェブなどを解析するリアルタイムのオープンソース情報(OSINT)収集能力を持ち、これは「ファイブ・アイズ」の情報融合において重要な役割を果たしている。
・米国家地理空間情報局(NGA)なども、地理空間情報や人工知能(AI)を活用した分析を行っており、これも米国主導の能力である。
5. 国内安全保障情報(FBIとの連携)
・米国連邦捜査局(FBI)は、「ファイブ・アイズ」加盟国の国内情報機関(MI5、CSIS、ASIO、NZSIS)と連携し、テロ対策やサイバー犯罪などの情報を共有している。
・FBIは対中・対ロスパイ活動において中心的役割を果たしており、米国抜きでは「ファイブ・アイズ」の防諜能力が大幅に低下する可能性がある。
「フォー・アイズ」移行の可能性と代替案
・もし「ファイブ・アイズ」から米国が排除された場合、残る4カ国(英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド)は、独自の情報ネットワークを構築する必要がある。ラスムセン元中佐は、以下のような新たな情報共有の可能性を指摘している。
(1) 英国の欧州統合路線
・英国がフランスやドイツと情報協力を強化し、欧州主導の情報共有体制を模索する可能性がある。
・しかし、フランスのDGSEやドイツのBNDは、これまで「ファイブ・アイズ」との関係が限定的であり、即座に代替となる可能性は低い。
(2)アジア太平洋地域での新たな連携
・オーストラリアとニュージーランドが、日本や韓国と新たな情報共有枠組みを構築する可能性がある。
・すでに日本は「ファイブ・アイズ+」の枠組みに一部関与しており、今後の拡大が予想される。
・韓国は北朝鮮の情報収集能力が高いため、特に北東アジアの安全保障情報の共有が期待される。
結論
「ファイブ・アイズ」は米国の情報提供に大きく依存しており、米国抜きではその能力を維持することは困難である。特にSIGINT、HUMINT、軍事情報、OSINT、防諜活動の分野で米国の役割は圧倒的であり、英国やオーストラリアなどの加盟国単独ではこれを補うことは難しい。
そのため、「フォー・アイズ」への移行が現実的に機能するかは疑問が残る。今後、英国やオーストラリアが欧州やアジア太平洋地域で新たな情報共有ネットワークを構築する動きが加速する可能性があるが、それが「ファイブ・アイズ」の代替となるには時間と技術的課題が伴うことは間違いない。
【要点】
「ファイブ・アイズ」概要
・加盟国:米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド
・目的:電子通信の傍受・分析を中心としたインテリジェンス共有
・起源:第二次世界大戦中の「UKUSA協定」
米国の情報提供の重要性
1. 信号情報(SIGINT)
・米国はECHELON(エシュロン)を通じて通信傍受を実施
・世界の約5,000基の人工衛星を運用し、監視能力が圧倒的
2. 人的情報(HUMINT)
・CIAがスパイ網を通じて敵対国(ロシア・中国)内部情報を収集
・「ファイブ・アイズ」諸国は米国のHUMINTに依存
3. 軍事情報(DIA)
・米国防情報局(DIA)が戦場データや衛星画像を提供
・ウクライナ戦争では米国の軍事情報が不可欠
4. オープンソース情報(OSINT)
・SNS、ニュース、ダークウェブのリアルタイム監視をAIで解析
・米国家地理空間情報局(NGA)が地理空間情報を分析
5. 国内安全保障情報(FBI)
・FBIがテロ対策やスパイ活動の情報を共有
・防諜活動において米国の役割が大きい
「フォー・アイズ」への移行の可能性
1. 英国の欧州統合路線
・フランスやドイツと情報協力を強化する可能性
・しかし、DGSE(フランス)やBND(ドイツ)の協力実績は限定的
2. アジア太平洋での新たな連携
・オーストラリア・ニュージーランドが日本・韓国と連携を模索
・日本は「ファイブ・アイズ+」に一部関与し、今後拡大の可能性
結論
・米国抜きの「フォー・アイズ」は機能不全に陥る可能性が高い
・SIGINT・HUMINT・軍事情報の質が大幅に低下
・英国やオーストラリアが独自の情報共有ネットワーク構築を検討する可能性
【引用・参照・底本】
Five Eyes Would Go Blind Without US Backing: US Army Vet and Intel Specialist sputnik international 2025.03.10
https://sputnikglobe.com/20250309/five-eyes-would-go-blind-without-us-backing-us-army-vet-and-intel-specialist-1121627822.html